楽天の沖縄キャンプは、4日に第1クールが終了。熱のこもった練習を行い、充実の第1クールとなった。

沖縄県金武町で行われている楽天春季キャンプ。今シーズン、野手キャプテンを務める浅村栄斗選手(33)は他の選手が休憩を取る中“ランチ特打”でバットを振り込んだ。守備では、セカンドからサードにコンバート。3種類のグローブを使い自分に合うものを探っている。

〈浅村栄斗選手〉
「すべての面でレベルアップして、チームに少しでも貢献できるようにやりたい」

そして2月3日の節分は、いずれも新加入の桜井周斗投手(24)と山田遥楓選手(27)が豆まきをして福を呼び込んだ。

〈山田遥楓選手〉
「熱く元気印としてやっていくので、まず名前と顔を覚えてもらって頑張ります！よろしくお願いします」

3日は、球場に東北6県の小学生およそ40人が招かれるイベントも…！球団創設20周年を記念した事業の一環「夢への翼プロジェクト2024」で、憧れの選手と交流した。

〈参加した小学生〉
「緊張をほぐす方法は何ですか？」
〈早川隆久投手〉
「練習でやってきたことを信じて、あとは楽しむだけ」

第1クール最終日の4日は、投手陣は恒例の“坂道ダッシュ”。球場前のおよそ100メートルの坂道を繰り返しダッシュ。ドラフト1位ルーキー古謝樹投手(22)も最高気温24度の暑さの中で走り切った。

〈古謝樹投手〉
「第1クール先輩方と一緒にやり切れたってことは結構いい収穫だと思うので、第2クールもケガなくしっかり自分のペースで頑張れるようにやっていきたいと思います」

ベテラン勢も揃ってブルペン入り。疲れを見せないピッチングで第1クールを締めくくった。

〈今江敏晃監督〉
「全体的にかなりみんないい仕上がりをしてくれてるので、かなり良い第一クールになったと思います」

楽天は5日のオフをはさみ、6日から第2クールの練習が始まる。