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【全日本大学女子駅伝】仙台大学が37年ぶりに全国の舞台に!

2024年10月7日 20:42
【全日本大学女子駅伝】仙台大学が37年ぶりに全国の舞台に!
 晩秋の杜の都を女子大生ランナーが駆け抜ける全日本大学女子駅伝。今年の開催は今月27日。その東北代表の座をかけた選考会が先月29日に行われ仙台大学が37年ぶりに全日本出場を決めた。

 名取市サイクルスポーツセンターで行われた東北地区代表選考会。
レースは3区間13kmのコースに各大学3人1組の2チームとオープン参加の合同チームが出場し合計タイムで代表権が争われた。

去年、全日本大学女子駅伝でチーム史上初のシード権を獲得した東北福祉大はすでに出場権があるため、東北地区代表は水色のユニホーム・石巻専修大と緑色のユニホーム・仙台大の一騎打ちと言う構図に。
仙台大の門野洋介監督も沿道から選手に声を掛け戦況を見つめる。

門野監督
「森谷いいぞ、後ろと離れてるよ」

1区5km。序盤は石巻専修大のエスターワンジル選手と仙台大の伊東舞莉彩選手が先頭争いを見せる。

しかしエスターワンジル選手が区間トップの走りを見せ、襷を繋ぐ。
ただ2チームの合計で1区は仙台大が石巻専修大に3秒のアドバンテージを作る。

2区3kmで仙台大はキャプテンの門脇くるみ選手が区間3位、髙木環選手が区間5位の走りで石巻専修大とのリードを34秒に広げた。

最終3区5km。仙台大は本大会出場に向けアンカーの2人も懸命な走りを見せる。その走りに部員たちの声援にも熱が!

部員
「ゆず~!ラスト~!」

結局、石巻専修大に59秒差を付けフィニッシュ。
仙台大は1987年の第5回大会以来37年ぶりとなる全日本大学女子駅伝出場を決めた。

門野洋介監督
「自分たちがしっかりつかんだチャンスですのであと4週間しっかり準備をしたいと思っています」

門脇くるみ選手
「やっとスタートラインに立てたと思うので結果を残せるようこの1か月もう1回スイッチ切り替えて頑張りたいと思います。」


仙台大が前回出場した1987年は大阪での開催。ですので、今回が初めて地元を走ることに。シード権の東北福祉大とともに仙台大が地元で躍進してくれることに期待だ。第42回全日本大学女子駅伝は今月27日日曜日午後0時10分スタート。

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