これまで「国体」の名前で親しまれてきた国民体育大会が、今年度から国民スポーツ大会＝「国スポ」へと変わります。

来月の佐賀大会に向けて、結団壮行式が行われました。

来月5日に開幕する「SAGA2024国スポ」には、県選手団として34競技353人が出場します。

（レスリング 少年男子　小川 大和選手）
「先生や地域の人たちに感謝をして、精一杯頑張る」

旗手を務めるのはウクライナから避難し、長崎鶴洋高校に通う エゴール・チュグン選手。

相撲 少年男子に出場するチュグン選手は県高総体・個人で100キロ以上級の頂点に立っていて、初出場となる国スポでは団体ベスト3を狙います。

（長崎鶴洋高校　エゴール・チュグン選手(2年)）
「私はベスト3に入りたい。去年は(団体で)ベスト8に入った。今年はもっといい順位に入りたい」

ソフトボール成年男子は、2019年の茨城国体以来5年ぶり2回目の優勝を目標に掲げます。

（ソフトボール成年男子　竹森 歩夢主将(3年)）
「エースのメーンズ選手を中心に、守ってみんなでチームを一つに勝っていくところが今のチームの強み」

また、国スポ後に行われる「全国障害者スポーツ大会」には、選手66人が出場。

水泳で2種目に出場する長崎日大高校1年森田 悠月選手は、大会新記録での連覇を狙います。

国民スポーツ大会は来月5日に開会式が行われ、県勢は去年、総合順位39位で今年は20位台に照準を合わせます。

【日程】
国民スポーツ大会　　　　10月5日～15日
全国障害者スポーツ大会　10月26～28日