創部以来初めて九州の大学2部リーグに参戦する 長崎国際大学サッカー部。

1、2年生だけの若いチームで目指すのは、初年度での優勝、1部への昇格です。

高さをいかしたプレーで、ゴールを奪い、相手に得点を与えません。

長崎国際大学サッカー部。

（濱 凜一郎主将）
「それぞれいろんなポジションに個性豊かなメンバーがいてすごくいいチーム」

去年、九州各県の代表8チームが出場した決勝大会で、頂点に。

九州の大学リーグ2部への昇格を決めました。

チームをまとめるのはキャプテンの濱 凜一郎選手です。

大学入学後にディフェンダーからフォワードにコンバート。

持ち前のスピードでゴールを狙います。

（濱 凜一郎主将）
「フォワードをやっている分、得点には人一倍こだわってやってきた部分だし、重点的に練習してきたので結果が出せてよかった」

長身をいかしたプレーが魅力のディフェンダー陣。

城戸 泰臣選手は、足元の技術も持ち合わせ、後方からの攻撃の起点にもなります。

（城戸 泰臣選手）
「身長も高いほうなのでセットプレー、コーナーキックやハイボールの競り合いは自分の強みだと思っているので、そこがストロングポイント」

水田 貴一朗選手はムードメーカー的存在。

90分を通して声を出し続け、チームを鼓舞します。

（水田 貴一朗選手）
「自分はディフェンスとして後ろから試合中に鼓舞したりすることから、練習中など普段からずっと声を出すように意識しているので、チームを少しでも盛り上げられたらと思っている」

おととし、大学の「強化部」に指定されたサッカー部。

同時に、元JリーガーでJFL時代のV・ファーレン長崎でもプレーした山内 祐一さんが監督となりチーム力の底上げを図ってきました。

（山内 祐一監督）
「選手たちが2部昇格を昨シーズンはそこを目標に1年間やってきていたので、自分自身もうれしかったという思いと、そこを選手たちが達成してくれて、次に向けてスタートを切れるというところで、いい昇格になったと思う」

現在の部員30人は、すべて1、2年生。

若いチームは、大きな伸びしろを秘めています。

（城戸 泰臣選手）
「まだ新しいチームだったので自分も一緒に成長できたらなと思ってこのチームを選んだ」

（水田 貴一朗選手）
「新1年生が入ってくる中でレギュラー争いも激しくなっていくと思っているので、今年はケガなくずっとスタメンで出られるように頑張っていきたい」

2部のリーグ戦は、6月開幕。“優勝”を目標に挑みます。

（濱 凜一郎主将）
「今年の最大の目標は1部昇格なので、個人的には2部リーグでの得点王も狙っている。全勝して来年1部リーグに乗り込みたいので、結果にも内容にもしっかりこだわっていきたい」