交流戦で大ブレーク 日本ハムファイターズの水谷瞬選手が母校凱旋 「3、4年前から一軍で試合に出たら帰ってこようというのは決めていた」 島根県江津市
今シーズン、交流戦でMVPとなるなど活躍したプロ野球・日本ハムファイターズの水谷瞬選手が12月4日、6年ぶりに母校に凱旋しました。
大きな拍手で迎えられた北海道日本ハムファイターズの水谷瞬選手。今シーズンの交流戦でMVPに輝きました。
北海道日本ハムファイターズ 水谷瞬 選手
「僕のことを知ってる方も、知らない方もいると思います。僕もこの学校でたくさんのことを学んで卒業した1人です」
2019年に島根県江津市の石見智翠館高校を卒業した水谷選手。福岡ソフトバンクホークスにドラフトで5位指名されプロ野球の道へ。しかし、在籍中の5年間は一度も1軍の試合に出場することがありませんでした。今シーズンから、現役ドラフトで日本ハムファイターズに移籍すると、新天地で大ブレーク。交流戦では、交流戦史上最高打率となる4割3分8厘を叩き出し、首位打者に。また、オールスターゲームに選出されるなど飛躍の1年となりました。
北海道日本ハムファイターズ 水谷瞬 選手
「1つはチャンスを数、頂いたということと、交流戦MVPという形で結果が残ったからそれを自信にして、それ以降も1年間戦えたんじゃないかなと思うので、そこが1つターニングポイントになったと思います」
12月4日は、6年ぶりとなる母校凱旋。後輩たちからの質問に答える場面も見られました。
生徒
「新聞でも見たんですけど、やっぱすごいなって。実際に見て、もっとすごいなって思いました」
「とても活躍されてて、僕たちも生徒全員もとても応援したいなという気持ちになってます」
「あんまり知らなかったので今度からは名前見て、『わっ見た人だ』って応援したいと思います」
北海道日本ハムファイターズ 水谷瞬 選手
「3、4年前から一軍で試合に出たら帰ってこようというのは決めていたので、ようやく達成できました。帰ってこれたなという気持ちはありますし、また島根県に帰ってくる際は、何か大きなことをやったときかなと。毎年来てもまたこいつ来たでってなると思うので」
悲願だった母校凱旋。水谷選手は意気込みすぎないようにしたいとしながらも、「ホームラン、盗塁の“20-20”を目指せれば」と来シーズンの抱負を述べました。