あす準決勝!高校サッカーベスト4紹介②王者・青森山田と八戸学院光星
高校サッカー選手権青森県大会のベスト4紹介。
きょうは28連覇を目指す絶対王者とことしの高校総体のベスト4です。
★「ここで試合終了のホイッスル!青森山田2大会ぶり4回目の全国優勝!」
「4度目の優勝を果たしました青森山田高校キャプテンの山本虎選手がいまカップを掲げました!」
昨年度全国大会を制し3842校の頂点に立った青森山田高校。
その原動力のひとつが小沼蒼珠選手のロングスローです。
驚異的な飛距離を誇るスローインは「小沼キャノン」と呼ばれ、2年生ながら全試合にスタメン出場しました。
3年生になったことしはキャプテンとしてチームをけん引。
1年で5キロ増量し球際でも負けない体を手に入れました。
★青森山田高校サッカー部キャプテン 小沼蒼珠選手
「雑草魂ってワードがあるんですけど」
「泥臭くだったりとか一対一の球際だったりとか」
「どんな状況になっても決して最後まで腐らずやっていくっていうのが自分たちの特徴」
全国の強豪校やユースチームと戦う最高峰のリーグ「プレミアリーグ」では、連覇がかかるも開幕から10戦でわずか3勝と苦しみました。
ただ先月から4連勝と好調で選手権に向けてチームを仕上げてきました。
就任1年目で全国制覇を成し遂げた正木昌宣監督は・・・
★青森山田高校サッカー部 正木昌宣 監督
「1年間で1番難しい大会という話は(選手たちに)していますので、28連覇かかってますけれどもまず目の前の試合を1試合1試合こなすだけだと思うので、準決勝に向けて最高の準備したいと思います」
第一シードとして準決勝から登場する青森山田は、28大会連続30回目の青森県大会優勝をめざします。
★青森山田高校サッカー部 小沼蒼珠キャプテン
「(去年の全国の舞台は)この場所に立ててるんだっていう嬉しさと、プレーしたら楽しさがあって本当に幸せ」
「経験していないレギュラーメンバーにもその経験伝えて、絶対勝って全国行きたいと思っています」
全国王者に挑むのは、ことしの高校総体でベスト4の八戸学院光星。
高い位置での堅実な守備でボールを奪い、サイドから素早く繋ぐサッカーを得意とします。
チームの戦術を支えるのはミッドフィルダーの鳴海龍之介キャプテンです。
★八戸学院光星 鳴海龍之介キャプテン
「今年のチームは、目の前の一試合に全員が集中して、粘り強く、攻守ともに頑張って戦えるチームだと思います」
堅実なプレーとハードワークが持ち味の光星ですが、去年準優勝した高校総体では4位止まりと、悔しい結果となりました。
チーム一丸となってその思いを準決勝にぶつけます。
★八戸学院光星 畑中孝太監督
「苦しい夏を乗り越えてようやくここに来たと思っておりますので、今までの思いをしっかり出して、悔しい思いを全て山田戦にぶつけられればと思います」
両校はあすの準決勝、カクヒログループアスレチックスタジアムで午前10時30分から対戦します。
その様子は青森放送のホームページやアプリでも生配信します。