一足先にサクラサク 名古屋高校の10番・原康介の加入発表 北海道コンサドーレ札幌
コンサドーレ沖縄キャンプは、スタートから2週間以上が経過し、トレーニングゲームを3試合行うなど実戦を踏まえた調整が進んでいます。
そして、30日に行われた町田との練習試合後、電撃加入の吉報が原康介選手に届きました。
原選手は年末年始の全国高校サッカー選手権、2回戦で北海高校と対戦した名古屋高校で10番を背負ってプレー。
試合では1ゴール1アシストを記録するなど、初出場のチームをベスト8に導く原動力となりました。
左サイドを切り裂くスピードを武器に戦術理解度も高くハードワークも出来る選手です。
練習生として参加したキャンプで、その高い素質がミシャ監督の目にとまりました。
31日、町田戦の直後に契約を結んでいたことをクラブが発表。
練習場に訪れていた同校の恩師・山田武久監督は「高校サッカーの指導者からすれば、こうしてプロの練習を見ていると夢のよう。原選手にはプロとしてケガなく長いシーズン活躍してほしい。」と、教え子の姿に目を細めていました。
過去にJ3で活躍したOBが1人いますが、J1クラブは名古屋高校卒業生では初めて。
原選手は、「率直に嬉しい気持ちもあるが、これから厳しい競争が待っているので大きな覚悟を持って臨まなければいけない。攻守の切り替えが高校生とプロとではレベルが全然違う。守備の後の攻撃に出るところを意識して練習に励んでいきたい。」とコメントしています。
名古屋高校は愛知県内でも有数の超進学校です。
本人はキャンプ中も大学受験に備え宿舎で受験勉強に励んでいましたが、子どもの頃からの夢であったプロへの道を選択。
これからは「ミシャサッカーの勉強」に全力で励んでいきます。