クライマックスシリーズ　ファイナルステージ。
敵地福岡に乗り込んだファイターズ。
大事な初戦の先発は、今季14勝、最多勝のエース伊藤大海。

しかし、その伊藤が2回、ソフトバンク打線につかまります。
ケガから復帰の近藤にツーベースヒットを打たれると、
続くバッターにもヒットを許し、１アウト１・３塁のピンチ。
正木にレフト前へ運ばれ、３者連続ヒットで１点を先制されます。

すぐさま反撃に出たいファイターズは３回、
ファイナル進出を決める決勝打を放った７番水野がノーアウトで出塁すると、
鼻の骨折をおして出場した８番伏見が、レフト前ヒットでつなぎます。
さらに９番中島のバントで、１アウト３・２塁とチャンスを広げると、
打席には、この日スタメン起用となった矢澤！
新庄監督の期待に応える矢澤の内野安打で１点を返し、同点に追いつきます。
さらにチャンスは続き、１アウト１・３塁。打席には、松本！
しかし、ここはソフトバンクの好守備にはばまれ、ダブルプレー。
逆転とはなりません。

その後、１対２と再びリードを許し迎えた４回。
伊藤が147キロのストレートをレフトスタンドに運ばれるソロホームランを浴び、１対３。
さらに５回にも１発をもらった伊藤、
流れを引き寄せられず６回途中４失点でマウンドをおります。

伊藤と並び最多勝のソフトバンク有原を打ち崩したいファイターズは、７回。
好調のレイエス！
レイエスのクライマックスシリーズ初ホームランで１点を返し、
２点差まで詰めよると・・・
ツーアウト３塁２塁、一打同点の場面で、代打・淺間！
ここは空振り三振！

２対５で敗れたファイターズ、ファイナルステージ初戦を落としました。