J1アルビレックス新潟 松橋力蔵監督が今シーズンを総括 “残留”と“タイトル”争いの両立の難しさ 自身の去就については語らず 《新潟》
リーグ戦では苦戦が続いた一方、ルヴァンカップでは準優勝に輝いたアルビレックス新潟。松橋監督が今シーズンを振り返り、残留とタイトル争いを両立させる難しさを語りました。
会見場に姿をみせた松橋監督。
てっぺんを目指すと公言して臨んだ今シーズン。その言葉には悔しさがにじみます。
〈アルビレックス新潟 松橋力蔵監督〉
「やはりリーグでの連勝というのがなかった。少なかったですね。なかったに等しい。そういうものがいまのこの最終的な順位につながっているというのはあるかなと思います」
就任3年目の今シーズン。
リーグ戦では序盤にけが人が続出。順位も低迷し最終戦まで残留争いに巻き込まれました。
一方、YBCルヴァンカップでは決勝に進出。PK戦の末、惜しくも優勝を逃しましたがタイトル獲得まであと一歩に迫りました。
勝ち続けるカップ戦と勝てないリーグ戦。
チームを指揮する難しさを口にしました。
〈アルビレックス新潟 松橋力蔵監督〉
「終盤は決勝戦と残留争い。どういう風に選手にメッセージを伝えたらいいのかどういう風にこのゲームに挑んでいくべきなのかというところは自信を持たせるのかそれともポイントをとるべきなのか。頭の中にぐにゃぐにゃ動いてい たような印象はあります」
松橋監督をめぐってはクラブが続投を求める一方、去就について9日の会見で語られることはありませんでした。