パリオリンピック。日本のメダルラッシュに沸く中、サッカーは男女ともに決勝トーナメントへの進出を決めました。男子は三戸舜介選手、そして、女子なでしこジャパンは北川ひかる選手、元アルビレックスのメンバーが世界を相手に躍動しています。

まずは男子サッカー。グループ首位通過をかけたイスラエル戦。

元アルビの三戸は後半20分…

実況）「三戸、シュートを打って来た三戸舜介、得意のカットインしてからのシュート」

初戦に続くゴールを積極的に狙います。

その後、イスラエルに攻め込まれる時間帯もありますが、守護神・小久保玲央ブライアンが躍動。

再三のスーパーセーブでピンチをしのぎます。

迎えた後半アディショナルタイム、細谷が右足一閃…

これが決勝ゴールとなり、日本は3試合連続の無失点でグループ首位通過を決めました。

準々決勝では東京オリンピックで敗れたスペインと対戦します。

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一方の女子なでしこジャパンはナイジェリアと対戦。

引き分け以上で「決勝トーナメント進出」が決まります。

前半22分、クロスを浜野が冷静に流し込んで先制ゴール。

さらに前半32分、植木のヘディングがクロスバーに当たり、跳ね返ったボールを田中が押し込みリードを2点に広げます。

その後、強烈なシュートでナイジェリアに1点を返されますが…

前半アディショナルタイム、フリーキックのチャンスに元アルビレディースの北川ひかる…

実況）「北川の左足…決まった！今大会初出場の北川が流れを再び引き寄せる見事なフリーキック」

北川の鮮やかな一撃もあり、ナイジェリアを破った日本、決勝トーナメント進出を決めました。

〈北川ひかる選手〉
「すごくいいところに行ったと自分でも思っていたんですけど、“まさか入るとは”という感じで、とにかく入ってチームの力になれてよかった。ここまで来たら金メダルをチームとして目指していますし、全力で頑張ります」

なでしこジャパン、次の準々決勝では強豪アメリカと対戦します。