長谷川のスーパーゴール&舞行龍の今季初ゴールで逆転成功も 逃げ切れず開幕5試合未勝利 アルビレックス新潟

明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟。ここまで2分2敗とまだ勝ちのない今シーズン。3月8日、初勝利をかけて東京ヴェルディと対戦しました。
前節のホーム開幕戦で終了間際に追いつかれ、今シーズン初勝利を逃した新潟。ここ3試合はいずれも2失点。悪い流れを食い止められるのか。ホームで東京ヴェルディを迎え撃ちました。
【前半】
この試合の立ち上がりは今シーズン取り組んできた「前からプレス」がハマらず失点。早い時間から1点を追う展開となります。
新潟の反撃は前半35分、秋山がDFラインの背後を狙うと、長谷川から矢村!さらにその3分後、今度は堀米のクロスから矢村!2試合連続ゴールと好調の矢村にボールを集めゴールに迫ります。
すると前半42分でした。秋山がDFラインの背後へボールを送ると、相手のクリアボールに長谷川!右足でダイレクトに狙ったスーパーシュート!見事、ゴールに突き刺しました。
長谷川の2試合連続ゴールで同点に追いつきます。
〈アルビレックス新潟 長谷川元希選手〉
「前半なかなかチームがうまくいっていなかったので1点取れたら大きいなと思って思い切って振ったら入りました」
【後半】
エンドが変わった後半。新潟は高い位置から積極的にプレスをかけると相手ボールを拾って縦に早い攻撃でチャンスを作ります。
迎えた後半13分のコーナーキック。密集から最後は舞行龍!こぼれ球を見逃さずゴールに押込みました。舞行龍の今シーズン初ゴールで2対1!今季初めて逆転に成功します。
今度こそサポーターの前で初勝利を…
しかし後半30分でした。東京ヴェルディのFK。今シーズン3得点を献上しているセットプレーからまたしても失点。前節同様、終盤に追いつかれます。
後半35分、長谷川が長い距離をドリブルで運ぶと谷口へ。再び拾って、最後は堀米!長谷川が起点となり勝利への執念を見せます。
しかし、試合はこのまま2対2の引き分け。前節に続き終盤に追いつかれる流れを止められず今季初勝利はまたもお預けとなりました。
〈アルビレックス新潟 樹森大介監督〉
「たくさんのサポーターが来てく れた中で引き分けという結果は満足していません。内容的にもアグレッシブな守備やゴールに迫る回数は今回は非常に少ない印象を受けているので同点だがいつも以上に物足りなかった部分がある。そこは修正していかないといけない」
〈アルビレックス新潟 長谷川元希選手〉
「前節と(結果が)全く一緒なので何も学んでいないというかただただ悔しいです。早くサポーターのみなさんの声援に結果で応えられるように頑張りたい」