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J1アルビ 宮崎キャンプで戦術面も着々 樹森監督「ボール奪って よりゴールに直結」《新潟》

2025年1月23日 19:17
J1アルビ 宮崎キャンプで戦術面も着々 樹森監督「ボール奪って よりゴールに直結」《新潟》

現在、宮崎県でキャンプを行うサッカー・アルビレックス新潟。スタートから10日、戦術面のトレーニングも徐々に進んでいます。今シーズンから指揮を執る樹森監督は「ボールを奪ったあとよりゴールに直結するプレーを見せたい」と意気込みを語ります。

(リポート)
「キャンプ10日目の朝です。西都市のピッチ、手元の温度計で気温は10度ちょうどです。穏やかな冬晴れのもと選手たちはトレーニングに励んでいます」

ランニングや筋力強化のメニューで始まった22日の練習。その後、強度の高い守備や味方との連携などディフェンスに重点を置いたトレーニングを行いました。指示を出す吉本岳史コーチからは…

〈吉本岳史コーチ〉
「前だけじゃないよ守備は。(パスを)入れられたら早く一目散に戻ってくる、ここで守備して、また前向きから守備を始めること。2度追いもあるよ」

昨シーズンの59失点はJ2に降格した3チームに次ぐ多さで守備面に課題が残りました。安定感のある戦いで勝ち点を積み上げるために…樹森新監督はパスワークの中でボールを失っても奪い返すため“守備の強度”を高めたいとしています。

〈アルビレックス新潟 樹森大介監督〉
「球際とか攻守の切り替えといったスタンダードですけど強度を上げることによって、ミスをしても(ボールを)失ってもすぐ奪い返せるような部分を高めていければというところをいまフォーカスしています」

球際で負けない、奪い切る…その重要性をキャプテン堀米選手も感じていました。

〈アルビレックス新潟 堀米悠斗選手〉
「かわされることを恐れて(相手に)寄せられないというシーンは去年多かったので、一人ひとりの(守備の)強度と責任感をプレーで示していければいい」



22日は新加入のブラジル人ミッドフィルダー・ミゲル選手がキャンプに合流しました。

〈新加入 ミゲル選手〉
「新潟はパスがうまい印象で、スタイルが自分に合っています。味方を生かせるプレーを見せたいです。両サイドハーフやフォワードでポジションを取れるように頑張っていきたいです。おねがいします」

「新潟史上最高」を掲げることしのアルビレックス。上位を狙うため得点力のアップも求められます。

〈アルビレックス新潟 堀米悠斗選手〉
「ボールを保持するだけではなくて、よりゴールに直結するプレーが増えてくると、見ている方も楽しいサッカーになる」

〈アルビレックス新潟 樹森大介監督〉
「(ボールを)奪ったあとにテンポアップできずにポゼッション(保持)に入ってしまう部分も強かったので特に相手コートで(ボールを)奪ったときにはゴールに直結するような速めのプレーも心がけながら、良い奪い方をできるトレーニングをキャンプでやっていきたい」

チームは宮崎県と高知県でのキャンプを経て2月15日、横浜F・マリノスとの開幕戦に臨みます。

最終更新日:2025年1月23日 19:17
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