「皇后杯」タイトルまで“あとひとつ” アルビレディースが8大会ぶり決勝進出 激闘制す 《新潟》
女子サッカー、アルビレックス新潟レディースは皇后杯の準決勝でPK戦にもつれ込む激闘を制しました。8大会ぶりの決勝進出です。
強豪、日テレ・東京ベレーザとの皇后杯・準決勝。
1点を追うアルビレディースは後半の最終盤、フリーキックを獲得します。キーパー平尾も相手ゴール前へ…下吉のキックからその平尾が競ってこぼれ球に富岡!土壇場で同点に追いつき延長戦へ突入します。
勝負の行方はPK戦へ。2人連続で決めたアルビレディースに対し、ベレーザは2人連続で失敗。そして、ベレーザ3人目のキックを守護神・平尾が圧巻のセーブ!アルビレディース3人目は田中聖愛選手。決めれば勝利という場面、落ち着いてゴールネットを揺らしました。
アルビレディースが劇的な展開から勝利を収め、皇后杯8大会ぶり5度目の決勝進出です。
〈アルビレックス新潟レディース 富岡千宙選手〉
「アディショナルタイムに入っていてラスト1プレーというときに平尾知佳さんが思いっきり飛び込んで潰れてくれたおかげで自分の前にスペースができて運よく(ボールが)転がってきたので、シュートもコロコロだったんですけどアルビで初ゴールをこういう舞台で決められたことはすごくうれしかった」
〈アルビレックス新潟レディース 平尾知佳選手〉
「コースを読めれば止める自信はあったので右に思いっきり飛んだらボールがきたのでそこは良かった。新潟にタイトルをというスローガンを掲げているので決勝で楽しんで優勝できるよう頑張ります」
クラブの歴史をかけて挑む決勝戦は1月25日に広島県で行われます。