阪神・中野拓夢選手(天童市出身)が母校の日大山形高へ 「来季は首位打者目指す」
プロ野球・阪神タイガースの日本一やWBC・「ワールド・ベースボール・クラシック」で世界一にも貢献した天童市出身の中野拓夢選手が29日、母校の日大山形高校を訪れ、ことしの活動を報告し来シーズンの意気込みを語りました。
天童市出身で阪神タイガースの中野拓夢選手は日本代表の一員として出場した3月のWBCでの世界一に始まり、阪神のリーグ優勝、さらに、日本一に貢献。
個人ではリーグ戦全143試合をフルイニング出場し、最多安打のタイトルを初めて獲得するなど大活躍しました。
中野選手は29日午前、母校の日大山形高校を訪れました。
在校生たちの出迎えを受けた中野選手。一人一人と握手を交わしました。
(ハグした男子部員)「やったー!」
その後、中野選手は校長室を訪れ、中園健二校長や野球部の荒木準也監督と懇談しました。
中園健二校長
「本校の教職員はもちろんですが、生徒がものすごく勇気づけられました」
中野選手
「1年間長かったのもありますし、WBCを経験できたからこそ、シーズン中はあまり緊張することもなく自分らしいプレーが出来たのがこの結果だと思う。自分としてもとても成長できた1年ですし、中身が濃かった、誰よりも濃かった1年だった」
荒木監督
「『ゴールデングラブ賞と最多安打は取ってくれ』と(中野選手に)言ったら取ってきた」
さらなる飛躍を目指す中野選手の来期の目標は?
中野選手
「ピッチャーのレベルも上がっている。(目標の打率)3割を残す中だが、首位打者を取れたら自分としてもとても自信になる。 そこを目指してやっていきたい」
恩師たちに更なる活躍を誓った中野選手。来年1月9日から愛知県で自主トレーニングを始め、来シーズンに向けて調整を開始します。