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モンテディオ山形 昨年度の営業収益25億円 3年連続で過去最高を更新

2024年5月2日 18:21
モンテディオ山形 昨年度の営業収益25億円 3年連続で過去最高を更新

サッカーJ2のモンテディオ山形は2日、昨年度の売上高にあたる営業収益が25億円と、3年連続で過去最高を更新したと発表しました。

モンテディオ山形の決算報告によりますと、昨年度の営業収益は25億円で、前の年からおよそ3億円増加し、J1に在籍したシーズンも含めて3年連続で過去最高を更新しました。大口スポンサーの獲得や限定販売グッズを増やした影響で、スポンサー収入と物販収入がともに過去最高となったことが大きな要因となりました。

モンテディオ山形・相田健太郎社長「モンテディオ山形と何かをやることで自社の事業が伸びるとか、地域に対して何かをすることに興味、関心を持つ企業が増えてきている事実がある」

1試合の平均入場者数は、J2所属の22チームのうち7番目に多い8318人でした。これはコロナ禍前の2019年度の入場者数を上回り、またJ2在籍中のシーズンでは最も多くなりました。新型コロナウイルスの5類移行に伴い、県内外から新規の入場者を増やし、スタジアム周辺の飲食やイベントのブースなどが好評だったということです。今後は年間30億円の売上を目指していくとしています。

モンテディオ山形・相田健太郎社長「基本的にはお客様を増やしていくことが重要。外のブースだけでなく試合の中も見てみたいと思っていただけるよう変えていくことがこれから一番重要」

2027年開業を目指す新たなスタジアムの建設を控え、相田社長は、「今のうちから、より多くの県民に関心を持ってもらえるよう取り組みたい」と意気込みを述べました。

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