パリ五輪・競泳女子400mメドレーリレーの予選が3日に行われ、山梨学院大出身の鈴木聡美選手（33）が平泳ぎで出場。日本の全体5位、2大会連続となる決勝進出に貢献しました。

　母校を現在も練習拠点とする鈴木選手は、日本競泳史上最年長で五輪に出場。得意とする100m平泳ぎは決勝進出を逃しましたが、200mは3つのメダルを獲得したロンドン大会以来、12年ぶりの決勝進出。4位入賞を果たしました。

　メドレーリレー予選2組は、第1泳者で背泳ぎの白井璃緒選手が6番手につけ、鈴木選手へ。ピッチを上げて5番手となり、バタフライの平井瑞希選手につなぎました。

　平井選手は一気に先頭に立ち、アンカーの自由形・池江璃花子選手も粘って3着でフィニッシュ。日本は3分56秒52のタイムで決勝レースに進みました。

　日本は、鈴木選手が出場して銅メダルを獲得したロンドン大会以来、12年ぶりの表彰台を目指します。

　決勝は日本時間の5日未明に行われます。