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「真面目さやひたむきさが結果に」 後輩メダリストも33歳の力泳を称賛 4位入賞の鈴木聡美選手 山梨県

2024年8月2日 19:30
「真面目さやひたむきさが結果に」 後輩メダリストも33歳の力泳を称賛 4位入賞の鈴木聡美選手 山梨県
鈴木聡美選手(山梨学院大出身)
 日本競泳史上最年長で五輪に出場し、12年ぶりの決勝レースに臨んだ鈴木聡美選手(33)。メダルこそわずかに及ばなかったものの、女子200m平泳ぎで4位に入賞した不屈のベテランスイマーに、称賛がやみません。

 鈴木選手の奮闘に、甲府市内のプールの利用者は「あの年齢でも自信を持ってやっていることに感動した」「自分も泳ぎが速くなって鈴木聡美選手みたいになりたいと思った」と話しました。

 山梨学院大の後輩で、2016年のリオデジャネイロ五輪ではともに出場し、銅メダルを獲得した江原騎士さん(甲府市出身)は「メダルまで惜しくも届かなかったが、自分らしいレースができていいタイム、いい順位だった」と振り返りました。

 「(レースの)前半からしっかり泳ぎ、後半も伸びを欠かさず、彼女の真面目さ、水泳に対するひたむきさが結果につながった。インタビューで『もう一度コーチと相談して、このまま現役続行』(を感じさせる)明るいコメントをしたので、すごく自信になったんだと感じた。日本競泳史上最年長で出場しているのにもかかわらず、一番いい結果を出したのはすごいこと」と称えます。

 「山梨県(の内外)にかかわらず、ほかのスポーツの子どもたちが(鈴木選手の)頑張っている姿を見て、勇気や感動、元気をもらってほしい。こういった選手が出てきてほしい」と期待を寄せました。
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