J2甲府 ACL見据え守備の連係を確認 あす鹿島と練習試合 山梨県
今季最初の公式戦となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ノックアウトステージラウンド16(決勝トーナメント1回戦)が2週間後に迫る甲府。1月30日のJ3・FC岐阜とのトレーニングマッチ(45分×3本)では2失点し、守備に課題を残しました。
篠田善之監督
「(岐阜戦は)一瞬の隙を与えたので、注意深くしないといけない。少しずつ良くなっているが、まだまだ足りないところがある。うまくコミュニケーションをとって、距離感をどう保つかを確認できればいい」
守備面で期待が懸かるのが、南アルプス市出身の今津佑太選手(28)。闘争心あふれる守備が持ち味のDFで、4季ぶりに甲府に復帰しました。2日の鹿島戦では、昨季主将を務めたDF関口正大選手(25)とともに、強力FW陣に挑みます。
今津選手
「警戒感を持って、臨機応変に対応していくことが重要。個で負けないところが一番大事だと思うので、各々がそこを大事にして結果にこだわって明日の試合に臨みたい」
関口選手
「みんなコンディションも上がっているし、結果にこだわって取り組めている。(ACLの)蔚山現代戦にどうやって勝つかを考えた中でのあすの練習試合。結果はもちろんだが、蔚山戦に良い形で向かっていけるような試合をしたい」
一方、昨季までJ2清水でプレーしたMFヘナト・アウグスト選手(32)が1日、練習生としてキャンプに合流。昨季はけがで3試合のみの出場にとどまり、甲府はコンディションを見ながら獲得を検討します。
キャンプは2日の試合を残すのみ。ACLへ弾みをつけるため、強敵を相手に勝利を目指します。