アジサイの名所・男鹿市の雲昌寺 猛暑を乗り越え見ごろに
21日は、1年で最も昼の時間が長い夏至です。
今年は梅雨入りがまだですが、この季節、雨と一緒に楽しめる代表的な花がアジサイです。
男鹿市北浦の雲昌寺のアジサイは、例年より早く見ごろを迎えています。
「あじさい寺」として親しまれている、男鹿市北浦の雲昌寺。
今年は梅雨入りが遅く、例年に比べて雨が少ない6月となっていますが、たっぷりの日差しを受け、雲昌寺のアジサイは、例年よりも1週間ほど早く見ごろを迎えています。
去年の記録的な暑さの影響で、花数は例年の6割ほどだといいますが、21日も県の内外から多くの観光客が訪れ、青に染まった境内を心ゆくまで楽しんでいました。
雲昌寺 古仲宗雲 副住職
「白いところもまだあるので、まだ色が濃くなるところもありますし、まだつぼみもあったりして、時間差で楽しめたりするので。本当に時間帯によって青の色も変わっていって、朝夕が花が濃く見えたりする。朝焼けだったり夕焼けに照らされる花がとてもきれいなので、そういったものを頭に入れながら楽しんでいただければ」
日本気象協会では、秋田を含む東北北部の梅雨入りを、来週月曜日ごろと予想しています。
もう間もなく雨に濡れるアジサイも楽しめそうです。
雲昌寺のアジサイ観覧は、来月15日まで行われています。