免許返納後の移動手段として期待…電動車いす・カートの試乗会 秋田市
電動の車いすやカートの試乗会が秋田市で開かれ、参加者が乗り心地を確かめました。こうした乗り物は、免許を返納した後の移動手段の一つとしても期待されていて、県内でも取り扱いが増えてきています。
鴨下アナ
「自転車にカート、車いすなど…電動の高齢者の皆さんにも扱いやすい福祉用具がそろいました。私が乗っている最新式のものはレバーを回すだけで、押すだけで動かすことができます、小回りが利いています~」
試乗会は、ガソリンスタンドをはじめ、幅広く事業を展開している秋田市の山二が開きました。
免許を返納した後の移動手段の一つとしても期待されている電動の車いすやカートは、県内の自動車販売店でも取り扱いが増えてきています。山二も、電動車いすなどの福祉用具の取り扱いを来週始めます。
幸楽園 飯塚喜弘施設長
「介護職員の負担軽減にもつながるのかなあというような感じは受けました。」
株式会社山二モビリティ事業部 千葉康之さん
「こういったものが少しでも皆様の頭の中に入って、免許返納しても大丈夫かなと思っていただけるような環境を作っていければいいんじゃないかなと思っています」
全国に先立って高齢化が進む秋田県。
こうした福祉用具の需要がさらに増していくと見込まれます。