「引き続きかじ取り役を担わせていただきたい」穂積志市長 秋田市長選への出馬を正式表明 5期目目指す
秋田市の穂積志市長が、来年4月に予定されている秋田市長選挙に出馬し、5期目を目指す考えを正式に表明しました。
秋田市議会では9日、議員が、市長や市の幹部に市政の課題や対応方針を質す、一般質問が始まりました。
来年4月の任期満了に伴う市長選への対応について問われた穂積市長は、次のように答え、出馬を正式に表明しました。
秋田市・穂積市長
「令和7年度は市政推進の基本方針である総合計画を策定する重要な年でもあることから、本市の目指すべき未来の姿や街づくりの方向性、具体的な施策をしっかりと描き、市民とともに実現していくため、引き続き市政の舵取り役を担わして頂きたいと考え、この度来春の市長選挙への出馬を決意いたしました」
市長選への立候補を正式に表明したのは穂積市長が初めてです。現在67歳の穂積市長は、秋田市議会議員や県議会議員を務めた後、2009年に市長選に初当選し、現在4期目です。
秋田市長選をめぐっては、県議会議員の沼谷純氏(51)が先月、支持者を前に、出馬を前向きに検討している意向を伝え、正式に表明するかどうか、近く最終判断する見通しです。
また、秋田市出身で、東京・台東区の区議会議員、木村佐知子氏(38)が、出馬に意欲を示しています。