災害発生時の電力確保に LPガスを使った発電機を贈呈
災害発生時の電力の確保に役立ててもらおうとLP(液化石油)ガスを使う発電機が秋田市に贈られました。災害に強い燃料として注目を集めているLPガス。秋田市は避難所での活用を想定しています。
LPガス発電機を贈ったのは秋田市でガス事業を手掛ける31の事業所でつくる、秋田中央LPガス協議会です。佐澤公明会長から穂積市長に目録が手渡されました。
LPガスはガソリンや軽油に比べ劣化しにくく、災害時に強い燃料として注目を集めています。先月発生した能登半島地震では停電が長く続いた地域もあり電力をいち早く確保する重要性が改めて浮き彫りとなりました。今回、贈呈されたLPガス発電機は家庭用のガスボンベにも接続でき、約1500ワットの発電が可能だということです。
秋田中央LPガス協議会 佐澤公明会長「明かりがつくことによって避難してきた方々の心にも、明かりがともるのかな」などと話していました。
秋田市は避難所での活用を想定していて、秋田中央LPガス協議会は災害発生時に迅速に協力できるよう、今後も秋田市と連携を深めていくことにしています。