医療・福祉の現場での活躍へ 入学式
新年度に入り県内でも多くの人が新たな生活のスタートをきっています。秋田市にある日本赤十字秋田看護大学と短期大学で入学式が行われ、医療・福祉の現場での活躍に向け学びの日々を誓いあいました。
日赤秋田看護大学と短期大学、それに大学院には今年度あわせて131人が入学しました。東北で唯一の日赤の看護大学で新入学生のおよそ3割が県外の出身です。
日本赤十字秋田看護大学短期大学・原玲子学長「戦時や大災害という極限の状況での人道支援の根源は自分の目の前の人の自分の隣の人の命の尊厳を守ることです。人道とは他人の幸福のために行動することです。これから大学、短期大学における学びを通して人道とは何かの問いに向き合い自己研鑽をしていただきたいと思います。」
新入学生を代表して工藤小雪さんが誓いの言葉を述べました.
新入生代表 工藤小雪さん「患者とご家族のかたの思いに寄り添った看護ができる看護師を目指し大学で身に着けた知識と経験を活用して地域に貢献したいと思います。」
コロナ禍で中止や制限が続いた入学式。2日は5年ぶりに保護者も会場で見守りました。
学生たちは看護師、介護福祉士、助産師の国家資格の取得などそれぞれ目標を掲げ、医療・福祉の現場を支える人材へと学びの日々をスタートさせました。