看護学院で卒業式 新たな一歩踏み出す
秋田市の中通高等看護学院で卒業式が行われ、地域の医療を支える学生たちが新たな一歩を踏み出しました。
秋田市楢山にある中通高等看護学院では3年間の専門課程を終えた49人が巣立ちの日を迎えました。
新型コロナウイルスの影響のほか、去年7月には記録的な大雨で校舎が浸水被害を受けるなど、厳しい環境に置かれながらも学生たちは互いに支え合い、乗り越えてきました。
卒業生代表の藤田羽奈さんは「自分の未熟さに自信を無くし帰宅後の記録の多さについていけず逃げ出したくなることもたくさんありました。そんな時、同じ目標に向かって頑張るクラスのみんなの存在があったからこそここまで頑張ることができたと思います。これまで私たちの学びの場を整えてくださった全ての方々、そしてずっと傍で応援してくれた家族への感謝の気持ちを忘れずにこれからも努力し続けたいと思います」と抱負を述べました。
卒業生は全員看護師として県の内外で働く予定で、これからの地域医療を支えます。