由利本荘市 住宅全焼 焼け跡から男性1人の遺体
26日午前、由利本荘市で住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から男性1人の遺体が見つかりました。火事の後、火元に住む60代の男性と連絡が取れなくなっています。
火事があったのは由利本荘市五十土の齊藤清一さん83歳の住宅です。警察と消防によりますと、26日午前10時10分ごろ、近くで作業をしていた人が黒い煙が出ているのを発見し、会社を通じて消防に通報しました。
火は通報からおよそ2時間半後に消し止められ、火元の木造一部2階建ての住宅1棟が全焼し、隣接する作業小屋2棟の一部が焼けました。住宅の焼け跡から男性1人の遺体が見つかりました。
火事の後、齊藤さんと2人で暮らしていた長男の清和さんと連絡が取れなくなっています。現場は由利高原鉄道鳥海山ろく線の久保田駅から、北東におよそ1キロの集落の一角で、警察が遺体の身元の確認を進め消防と火事の原因を調べています。