スーパー侵入のクマは単独で行動していたとの見立て スーパー内での行動も明らかに
先月、秋田市のスーパーに侵入しその後居座ったクマが店から運び出されてからきょうで1週間です。このクマはメスの成獣でしたが子連れではなく単独で行動していたものとみられています。
先月30日、秋田市のスーパーに体長約1メートルのクマ1頭が侵入し、開店準備をしていた従業員1人が襲われ頭や顔にけがをしました。
秋田市や店の関係者によりますと、ハムやソーセージが並ぶ加工肉売り場の棚の一部が外れるなど、荒らされた形跡がありましたが、設備が激しく壊れたり商品が食べられたりした痕跡はありませんでした。
また、店の西側にある生花売り場の花瓶が割れていて、近くにあるスーパーの出入り口のガラスにはクマのものとみられる血の痕がついていたということです。
クマは前の足に傷があり、割れた花瓶が原因の可能性があるということです。
また今回、店に侵入したのはメスの成獣でしたが、母乳は出ず、胸のあたりの毛にすれた痕がなかったことから、子連れではなく単独で行動していたとみられています。