「家具を移動させようとして誤って開けた」40代女性警部を詐欺の疑いで書類送検 自宅アパートの壁を蹴って穴を開け、保険会社から修繕費をだまし取る
自宅アパートの壁に故意に穴を開けたにもかかわらず、保険会社にうその申告をして修繕費をだまし取ったとして、警察は、40代の女性警部を詐欺の疑いで書類送検しました。
女性警部は、本部長訓戒の処分を受けています。
書類送検されたのは、県内の警察署に勤務する40代の女性警部です。
県警監察課によりますと、女性警部は、去年2月、自宅アパートを退去する際、壁に2か所の穴があることを不動産会社から指摘されました。
その後、保険会社に「家具を移動させようとして誤って開けてしまった」とうその申告をし、修繕費をだまし取った疑いが持たれています。
去年10月に警察が別の事案を調査する中で、壁の穴はおととし5月ごろに女性警部が故意に蹴って開けたものだと分かったということです。
壁を蹴った理由について、女性警部は、「隣人の足音がうるさかったから」と説明しているということです。
県警察本部は、先月24日付けで、女性警部を本部長訓戒の処分としています。
最終更新日:2025年2月21日 19:20