ブラウブリッツ　上位のレノファ山口に1対0で勝利　「決断、判断力、もっと強くなる」

サッカー明治安田J2のブラウブリッツ秋田は、14日、順位が上のレノファ山口と対戦し、1対0で勝ちました。

無失点での勝利は約2か月ぶりで、守備への意識とゴールへの執念が実りました。

試合前の順位で20チーム中13位のブラウブリッツは、5位のレノファ山口とホームで対戦しました。

3月のアウェー戦では0対2で敗れています。

山口は、失点数の少なさがリーグで3位と堅い守りが持ち味で、ブラウブリッツが前半放ったシュートは4本にとどまりました。

ただ、ブラウブリッツは前半、山口のシュートを2本に抑え、0対0で後半を迎えました。

後半に入ってより貪欲にゴールを狙ったブラウブリッツ。

次々とシュートを放ち、ゴールへの執念を見せました。

そして、試合終了が近づいた後半41分。

16番村松のロングスローを相手が頭でクリアすると、こぼれ球を河村。

そして河野。

終盤に、貴重なゴールが生まれました。

今月、東京ヴェルディから移籍したばかりのFW河村が右足を振り抜き、これを受けたDF河野が自身約4か月ぶりのゴールを決めました。

これが決勝点となったブラウブリッツ。

5月の山形戦以来2か月ぶりに「無失点」で勝利をつかみました。

DF 河野貴志 選手
「ここから連勝するしかないですし、僕たちが目指しているのはトップ6ですし、その上なので、全員でその目標を達成できるように。チーム一丸でやっていけたらと思います」

吉田謙 監督
「選手の『根気』『気持ち』『予測』『執念』素晴らしかったと思います。自分の力で自分の心、脚で自分を磨いていく。その決断、判断力、もっと強くなると思います」

ブラウブリッツは順位を2つ上げて11位になりました。

次の試合は3週間後、8位のいわきFCとアウェーで対戦します。