世界一の音色が鳴り響く 綴子大太鼓に俳優・高橋克典さんも初参加
北秋田市の綴子神社の例大祭が行われ、迫力ある大太鼓の音がまちに響き渡りました。“1枚の皮で作った中では大きさが世界一”として知られる綴子の大太鼓。今年は北秋田市のふるさと大使を務める、俳優の高橋克典さんが初めて参加し、伝統ある祭りを盛り上げました。
鎌倉時代から続き、750年以上の歴史があるとされる綴子神社の例大祭。いまは2つの地域が毎年交互に担っています。祭りは雨乞いの神事として行われているもので、大名行列が巨大な大太鼓を打ち鳴らしながら、地域を練り歩きます。
最も大きなものは直径3.8メートル。綴子の大太鼓は、“1枚の皮で作った中では大きさが世界一”としてギネス世界記録にも認定されました。
今年は父親が綴子出身という縁から、北秋田市のふるさと大使を務める俳優の高橋克典さんが初めて参加しました。
去年は記録的大雨の影響で、神事のみが行われたため行列は2年ぶりです。多くの人が見守る中、高橋さんもおよそ300メートル練り歩き祭りを盛り上げました。
北秋田市 ふるさと大使・高橋克典さん「初めて参加したんですよねー、もっと早く来ればよかったなと思うぐらいすてきでした。動画で見る限りでは太鼓の音がうまく録れてなくてすごく表面的にバチャバチャ聞こえるんですけどもう立派な太鼓の芯の音が響き渡るので、ものすごくすてきですね」
真夏の暑さの中で行われた今年の綴子神社の例大祭。みんなで豊作と地域の安寧を願いました。