高校剣士 5年ぶりの錬成会で熱気
全国の高校剣士が集う今年の魁星旗争奪剣道大会は29日に開幕します。大会を前に秋田市では出場チームが実戦形式の練習試合を重ねています。5年ぶりとなる錬成会。熱気に包まれています。
魁星旗争奪全国高校剣道大会はインターハイや国体と並ぶ高校剣道の主要な全国大会のひとつです。今年は32の都道府県から男女合わせて291チームが集まりカナダの高校生も出場します。県内から出場するのは男子が22チーム、女子が11チームです。大会は新型コロナウイルスの影響で去年が4年ぶりの開催でした。恒例の実戦形式の練習試合錬成会は今年、5年ぶりに行われています。毎回、大会同様に熱を帯びる錬成会。26日から28日までの3日間、男子は県立武道館で女子は県立体育館で選手たちが腕試しを重ね大会に向かいます。
毎回、この錬成会を目当てに出場する高校も多いという魁星旗。 各高校ともここ数年は思うように遠征できず練習試合が減っていたということで普段戦う機会が少ない相手と次々と竹刀を交える錬成会は例年以上に貴重な機会と捉えられています。
鹿島学園(茨城)時田玲嘉主将「大会やる会場なので、会場の床とかもちゃんと前日とかに調べられてそういうのもしっかり対策できてすごくいいと思います。一つでも多く勝ち上がって優勝を目指したいと思います」
横手高校 最上友一郎主将「県外からたくさんの強豪校たちの方々が集まっていて自分たちの実力を測るとともにさまざまな選手から技やその強いところを学ばせていただけることで自分たちもより高みへ近づけると信じて頑張っています。本番は自分たちの持てる力を相手に全力でぶつけられるように戦います」
魁星旗争奪剣道大会は男女とも秋田市の県立武道館を会場に29日から3日間の日程で行われます。