陸自に射撃場移転など要望　“中指立てる”一連の対応に不信感　岐阜の市民団体ら

３人が死傷した岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で、訓練が再び休止となった問題で、岐阜県の市民団体らは射撃場の移転などを求める要望書を提出しました。

自衛隊員3人が死傷する銃撃事件がおきた岐阜市の日野基本射撃場では6日、訓練が再開されましたが、1人の隊員が集まった報道陣に対し中指を立てる仕草をしたことで、再び訓練が休止となっています。

こうした中、8日、岐阜県の3つの市民団体が当事者である陸上自衛隊第10師団に対し抗議行動を行いました。

一連の対応に住民の不信感が募っているとして住民説明会を公開して行うことや、射撃場の移転などを要望しました。

要請に対し自衛隊は「今後検討していく」などとしています。

7日から再び中止となった射撃訓練の再開については未定だということです。