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【GWの人出】 鉄道・バスは増加 一部施設は“混雑緩和対策”などで減 名鉄グループ

2024年5月7日 18:35
【GWの人出】 鉄道・バスは増加 一部施設は“混雑緩和対策”などで減 名鉄グループ

 名鉄グループは7日、今年のゴールデンウィーク期間中(4月26日から5月6日までの11日間)の人出について、調査結果を公表した。新型コロナウイルス感染症の5類以降後、初めて迎えたゴールデンウィークということもあり、増加の傾向が多くみられた。

 名古屋鉄道によると、全線の定期外輸送人員は約375万と、昨年に比べて3.7%増加した。2018年と比べてと96.8%となり、コロナ禍以前の水準と同程度まで回復した。特に中部国際空港駅の定期外乗降人員は約27万と、昨年から34.5%増加した。

 名鉄バスによると、今年は天候に恵まれたことからバスについても利用者が増え、全線の輸送人員は前年比104.5%となった。特に北陸新幹線延伸開業後初めての大型連休だったため、福井や金沢への移動需要が増加。高速バス全体の利用者数は前年比111.7%となった。海外への旅行者の増加やセントレアリムジンの再開もあり、空港バス全体の輸送人員も前年比229.1%と大きく増加した。

 しかし沿線の施設では苦戦を強いられるところも。リトルワールドの入場者は前年比96.9%、南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国は87.7%と前年を下回った。物価高に加え、3月に実施した価格改定や混雑緩和対策としての繁忙期料金の設定などが要因とみられている。一方で、明治村や日本モンキーパークは学校などの団体利用者も多く、前年を上回る結果となった。

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