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ロボット達が都市型公園の課題を解決!未来に向けた実証実験が開始 名古屋市

2024年2月15日 18:13
ロボット達が都市型公園の課題を解決!未来に向けた実証実験が開始 名古屋市
コミュニケーションロボット「Kebbi Air」

愛知県では、「あいちロボットトランスフォーメーション(ARX)」と題して、県内の様々な施設にてサービスロボットの実証実験やデモンストレーションを実施。サービスロボットの社会実装を促進する、様々な取り組みを行ってきました。

愛知県によると、2024年2月27日(火)~3月2日(土)まで、商業施設「Hisaya-odori Park」にてロボットによる実証実験を実施。7種類のロボット達が、公園内にて警備や案内、清掃などを行います。

「Hisaya-odori Park」では、夜間警備や清掃など都市型公園ならではの問題があります。また、インフォメーションの設置がないため、来園者の困りごとや問い合わせに対する対応が難しいことが懸念されてきました。

そこで実証実験では、自律走行による巡回警備や放置自転車の検知、園内の来場者のカウントをリアルタイムで行う“園内警備”を目的としたロボットや、来園者に対してデジタルサイネージや音声などを通して情報を伝えるインフォメーション案内ロボットなど、課題解決に合う機能を備えたサービスロボットを起用。公園×デジタル技術の可能性を検証し、新たな公園モデルの創出を目指します。

また、2024年2月29日(木)と3月 1日(金)には、ドライバー不足による“ラストワンマイル課題”の解決に向けた、自動配送ロボットによる公道走行の実証実験を実施。自動配送ロボットが、名古屋市中区栄のバス停留所から栄の『マルエイガレリア』までの公道を走行し、岐阜県可児市産のいちご「ウイングいちご」を届けます。

実証実験の期間中、「Hisaya-odori Park」内ではロボット達が常に稼働。実験風景はいつでも自由に見ることができるので、ロボットたちが活躍する“近未来の名古屋”を体感してみては。

  • 中京テレビNEWS NNN
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