ドローンによる医薬品配送の実用化を目指す 1人で複数の機体を運航する「1対多運航システム」 愛知・豊川市で実証実験
実証実験に使用される「PD6B-Type3」(提供:名古屋鉄道)
ドローンを活用した医薬品配送の実用化を目指し、名鉄が豊川市のアクアクリーン周辺で実証実験を行うことになりました。
この実証実験では、1人の操縦者が複数の機体を運航する「1対多運航システム」を使用し、人口が集中する地区の河川上空を航路に、薬品卸事業者から医療機関までドローンで医薬品等を配送します。
名鉄によりますと、使用されるドローンは、従来よりも耐候性に優れたプロドローン製「PD6B-Type3」「PD4B-M」の2機種。豊川市のアクアクリーン佐奈川を出発地点とし、450m南西にあるサーラ物流と、900m北東にある藤澤フラウエンクリニクまで同時に配送を行うことで、ドローン運用における課題解決を目指すとしています。
実施日は2月21日が予定されています。