「身にせまる危機的状況をイメージできていますか?」 最大規模の風水害が発生した場合のシナリオを作成 愛知・名古屋市
名古屋市は、想定最大規模の風水害に対応したハザードマップを2022年に公表していますが、発災時、身の回りで何が起こるかを具体的にイメージできるように、想定される被害や状況を時系列でとりまとめた風水害リスクシナリオを新たに公表しました。
「雨・風・河川の状況」「気象/防災情報」「名古屋市の動き」「ライフライン」「道路・鉄道」「避難場所」「自宅」「学校・職場・外出先など」の項目について、発災の3日前から1週間後までにどんなことが起こるのか、それぞれ時系列でまとめられていて、取るべき行動や必要な備えを事前に把握できるようになっています。
また、逃げ遅れゼロの実現を目指す避難対策として「想定し得る最大規模の風水害に係る対応方針」も新たに策定。被害想定調査も実施され、建物や人的、ライフラインなどの被害についての詳細データが市のホームページで公開されています。