冬の味覚の王者「越前がに」を皇室に献上 「極」サイズで身のつまりはベスト

冬の味覚の王者「越前がに」を皇室に献上するための作業が12日に坂井市で行なわれ、厳選された15杯のカニを発送しました。

真っ赤に茹で上げられた「越前がに」。

いずれも体長80センチ以上、重さが1キロから1.3キロの最高級ブランド「極」に相当するものです。

12日に三国港で水揚げされたものから仲買人が厳選した15杯を、丁寧に冷水で締めて、鮮魚店の人たちが傷がないか入念にチェックして箱詰めしました。

■ 大丸水産 澤崎一郎代表
「2週間ぐらいずっと降雪で海がしけていてだめだったが、12日だけ漁に出られて 1月2月は一番身入りが良い まさに今がベストだと思う」

越前がにの献上は1922年から続いていて今年で99回目。

天皇家と上皇ご夫妻それに3つの宮家に届けられるということです。