県民の受け止めは? 新代表に野田佳彦氏、立憲民主党 枝野幸男氏との決選投票を制す 解散総選挙「力合わせて打倒、自民党」
任期満了に伴う立憲民主党の代表選の投開票が行われ、元総理大臣の野田佳彦氏が当選しました。野党第一党の新たなリーダー決定を県民はどのように受け止めたのでしょうか。
4人が立候補した立憲民主党の代表選挙は23日、都内で投開票が行われました。1回目の投票で過半数のポイントを獲得した候補者はおらず、野田佳彦氏と枝野幸男氏の上位2人による決選投票の結果、野田氏が新しい代表に選出されました。
■立憲民主党 野田佳彦新代表
「みんなの力とみんなの心を合わせて打倒、自民党に向かっていきたい」
野党第一党の代表の決定を、県民はどのように受け止めたのでしょうか。
■県民
「立憲民主党のあのメンバーなら、野田さんかなと思っていた。信頼感というか安定感」
「誰がなっても同じような気もするけど、期待をして、政権交代を願っている」
■福井市の70代
「年金とかで生活するのが大変なので、野党も自民党にハッパをかけて高齢者を守ってほしい」
一方で、こんな声も。
■福井市の50代
「あまり期待はしていない。政権交代の時は期待していたけど、初めは良いことだけ言って、実際何もやっていなかったので」
■福井市の20代
「結局誰が代表であろうと日本の方向性は変わらないんじゃないかと思っていて特に期待することはない」
県内関係では、地方議員など合わせて8人が投票権を持っていて、このうち7人の投票先は、野田氏1票、枝野氏2票、泉氏1票、吉田氏3票でした。
自民党新総裁の誕生後には、衆議院の早期の解散総選挙も想定される中、野田新代表は、党のトップとして政権交代の旗振り役を担います。