越美北線の利用客さらに減少 小浜線は微増 JRが昨年度輸送密度まとめ
JR西日本が2023年度の区間別の輸送密度(1日1キロあたりの人数)をまとめ、越美北線は282人で前年度に比べ36人減少しました。これはコロナ禍とほぼ同水準です。
一方、小浜線は894人で前年度に比べ30人増えたものの、コロナ禍前の利用客数までは戻っていません。
JR西日本は3年前「輸送密度が2000人以下のところは大量輸送機関である鉄道の特徴を生かせず非効率で、民間企業として非効率な仕組みを続けていくことは現実的に難しくなっている」という見解を示しています。
なお北陸線は、新幹線開業までのデータでは、敦賀・福井間が2万5581人で前年度に比べ3730人増えたほか、福井・金沢間は2万3829人で前年度に比べ2851人増えました。