五代目圓楽は「星の王子様」、六代目円楽は「腹黒」、七代目三遊亭円楽のキャッチフレーズは?
■襲名披露宴を経て、七代目円楽を実感
林家木久扇さん(87)や桂文枝さん(81)、春風亭昇太さん(65)、立川志の輔さん(71)ら会場に駆けつけた約550人から祝福された七代目円楽さんは「円楽と名乗って落語をやるのが怖いなと思って(笑) プレッシャーが徐々に来ています」と心境を語りました。
続けて「五代目、六代目がいい意味でキャラの濃い強烈な2人だったので、無理しないで年を経て、自分の身丈に合わないサイズの洋服を着させられている気分ですけれども、これがフィットするように焦らないでやっていきたいなと思います」と決意を新たにしました。
■父・好楽+七代目円楽=ネタ数300 内訳は?
父・好楽さんは「稽古をこの人たくさんするので、いろんな人に噺(はなし)を教わっていますから、ネタ数がすごいんですよ。今数えてみて293席持っているんですよ。私の7席入れて親子で300席」と明かすと、すかさず七代目円楽さんは「うそ(笑) 2席ぐらいしかないじゃないですか(笑)」とツッコミ。好楽さんは「見えぐらい張らせろよ」と笑わせました。
■五代目は「星の王子様」六代目は「腹黒」七代目は?
王楽時代は五代目のキャッチフレーズ「星の王子様」にちなんで「二代目星の王子様」だったという七代目円楽さん。新たな愛称について聞いてみると、父・好楽さんは「巳年(みどし)の王子様」を提案。すると七代目円楽さんは「あ、巳年だ。年男で襲名するんですよ、48(歳)になるので。脱皮したいですよね」と意気込みを語っていました。
七代目円楽さんは2月26日から東京・有楽町で『三遊亭王楽 改メ 七代目三遊亭円楽 襲名披露興行』をスタートさせました。今後、全国各地を回る予定です。