林家三平「一緒に笑点やりたかった」 七代目円楽を襲名する三遊亭王楽へ爆笑アドバイス
■王楽さんと襲名の先輩・三平さんにインタビュー
七代目三遊亭円楽の襲名披露パーティーや落語会の準備でバタバタしていて、緊張する暇がないという王楽さん。
2009年に『二代 林家三平』を襲名した三平さんから王楽さんへアドバイスがあるか聞いてみると「体のことも大切に思って進んでほしい。とにかく笑顔で。気持ち的には打倒(桂)宮治とか(笑) その気持ちは奥に秘めといて。打倒(立川)晴の輔(笑)」とエール。
王楽さんは「晴の輔兄さんはいい人だから。じゃあ、宮治は何なんだ」と笑顔で返すと、三平さんからは「宮治、覚えてろ!(笑)」と力を込めた発言も飛び出しました。
そこで三平さんに、宮治さんと“何かあったのか”質問すると「お小遣いくれないんですよ」と告白。
また、『王楽さんのすごいところ』について三平さんは「うちのおふくろ(海老名香葉子さん)と私に誕生日プレゼントを必ず持ってきてくれるんですよ。うちのおやじ(初代 林家三平さん)が今年生誕100年、そのこともすごく気にかけてくれているので、お父様(好楽さん)もそうですけど、芸はないけど気遣いで持ってるというね」と語ると、王楽さんは「うちの父親はね」と否定せずにあっさり認めつつ、「僕は(芸が)ありますから一緒にしないでくださいよ」と自信をのぞかせました。
三平さんから「一緒に『笑点』やりたかったね」と言われた王楽さんは、父・好楽さんが出演する『笑点』大喜利レギュラーへの夢について「親子で並んでみたい、誰もやったことがないから。そうすると誰か欠けなきゃいけないので、同期の(春風亭)一之輔師匠に降りていただくのが妥当かな」と冷静に分析。すかさず三平さんは「違う、宮治って言ってましたよ」と、“打倒 宮治”にこだわりを見せました。
王楽さんは「どっちでもいいです。(三遊亭)小遊三師匠は悪いので。一之輔、宮治だな」と狙いを定めた様子。三平さんが「山田(隆夫)さんでもいいって(笑)」と言うと王楽さんは「あの位置もおいしい。答えなくていいんだもん」と座布団運びも狙っている様子でした。
三平さんと王楽さんが出席したのは、2日に行われた豊川稲荷東京別院の節分会。三平さんは豆まきの司会進行を務め、王楽さんはこの日が初参加。今月26日から『三遊亭王楽改メ 七代目三遊亭円楽襲名披露興行』で全国各地を回る予定です。