林家木久扇「師匠が三代目円楽」秘話、三平&木久蔵・二世落語家が七代目三遊亭円楽へメッセージ
■木久扇、円楽は「本当に由緒ある名前」
林家木久扇さんは「七代目円楽さん、おめでとうございます。私の師匠でございました八代目(林家)正蔵が三代目円楽を継いでおります。笑点では(五代目)圓楽さん、六代目の円楽さんと一緒に並んで大喜利を務めておりました。本当に由緒のある名前でございます。私もうれしいかぎりでございます」と祝福しました。
■同じ二世落語家・木久蔵「まさか王ちゃんが…」
同じ二世落語家の林家木久蔵さんは「まさか王ちゃんが円楽を継ぐとは思わなかったよ。初めて尊敬したかもしれない。円楽師匠、頑張ってね。これからいろいろあると思うけど(笑)」と笑顔。
自身の父・木久扇さんと七代目円楽さんの父・好楽さんは兄弟弟子でもあり、昔から家族ぐるみの親交があるといいます。木久蔵さんは「息子が親の名前を継ぐっていうのはあるんですけど、師匠の名前とかほかの大名跡を継ぐっていうのは、僕この世界に入って初めてじゃないかなと思うんですよね。師匠の名前を継いだ二世の噺家(はなしか)初めてじゃないかな」とコメントしました。
■同じ二世落語家・三平「パンツ買ってきてくれた」
七代目円楽さんが前座の頃からお世話になっているという林家三平さんは「王ちゃんっていうか、もう円楽師匠ですね。最初に小噺(こばなし)で『パンツ破けたね、またかい』ってやったら、“兄さんかわいそうですね”って言って松坂屋からパンツを2枚買ってきてくれた(笑) そういうところがステキなところです。芸は人なり。気持ちのいい青年でずっといてください。おめでとうございます」とエールを送りました。
七代目円楽さんは2月26日から東京・有楽町で『三遊亭王楽 改メ 七代目三遊亭円楽 襲名披露興行』をスタートさせました。今後、全国各地を回る予定です。