時計宝飾店から約500点盗まれる　閉店後の商業施設に侵入　防犯カメラには3人組の姿　被害総額は数千万円か　福井市･ショッピングシティベル

19日午前2時ごろ、福井市の商業施設ショッピングシティ･ベルに何者かが侵入し、1階の時計宝飾店「TAKEUCHI」から金のネックレスや指輪などおよそ500点が盗まれたことが分かりました。警察は窃盗事件とみて、防犯カメラの映像を確認するなど捜査を進めています。

FBCが独自に入手した防犯カメラの映像では、閉店後の売り場に現れた全身黒ずくめの3人組が確認できます。3人は頭にはヘッドライトのようなものをつけ、店内を物色すると、バールのようなものでガラスケースを叩き割り、中に収められていた貴金属製品を次々とカバンに詰め込んでいきます。

かかった時間はわずか2分。店によりますと、ガラスケース8台が壊され、金のネックレスや宝石が埋め込まれたジュエリーなどおよそ500点が盗まれたということです。

■被害にあった店舗の店員
「ショックですし、許せない。(被害額は)数百万から数千万円くらいになる」
「今週末から決算セールも始まるので、客に迷惑をかけないようにしっかりやっていきたい」

これまでの調べで、施設の出入り口のカギが開けられていたことも分かっていて、警察は窃盗事件とみて捜査しています。