「指定野菜」追加で追い風に 鯖江市の特産ブロッコリーさんどーむ収穫
鯖江市糺町の1・6ヘクタールの畑で特産のブロッコリーの収穫が始まり、食卓に欠かせない「指定野菜」への追加が決まったことで、農家は栽培面積の拡大に意気込んでいます。
JA福井県が特産化を進めるブロッコリーは鯖江市を中心に栽培されていて、この時期のものはほんのり甘みがあるのが特徴です。
今シーズンは房が大きくなる時期の5月に好天が続いたことから、出来は上々ということです。
国は2026年度から、トマトやキャベツなどと並ぶ「指定野菜」にブロッコリーを追加するとしています。国民生活に重要な野菜としてお墨付きを得て、価格が下落した際には補助金が支給されるということで、農家は栽培の拡大に意欲を見せています。
サンサン農園 加藤修一さん
「作る畑の面積もどんどん広げていきたい。最近は野菜が高騰化しているので、もう少し安定して消費者に供給できればと思う。」
年に2回収穫の時期があり、今回は5万5000個を県内の食品スーパーなどに出荷するということです。