にぎわう福井駅前 開業直後“まるで渋谷” 想定以上の人出でトラブルも…
新幹線の開業や商業施設のオープンで、かつてないにぎわいとなった週末の県都中心部。想定以上の人出にトラブルもみられました。(3月18日)
開業初日の16日。福井駅の新たな駅ナカ商業施設「くるふ福井駅」には長い列ができ、オープン直後から大勢の買い物客でにぎわいました。
■一番乗りの客
「どうしても一番に行きたくて、朝4時から並びました。たまに福井駅は訪れていたけど、予想以上のにぎわい。すごくびっくりしている」
■東京からの帰省客
「(カニなど)今までは三国とかに行かないとなかなか見られなかったけど、こんなに駅前で見られるのは珍しい」
■大阪からの観光客
「(寿司が)おいしい。駅の中で食べられると思わなかったのでよかった。なかなかこんなに鮮度のある魚を食べられない」
福井駅前では再開発エリア「フクマチブロック」もオープン。フードホール「MINIE(ミニエ)」では、観光客や地元の人が福井の食の魅力を堪能しました。
■富山からの観光客
「福井県はそばが有名なので食べてみようかなと。駅からすごく近いので来やすくて、たくさんお店があるので、幅があって使いやすい」
■福井県民
「すごく人がいっぱいで、福井じゃないみたいで楽しかった」
増殖する恐竜のモニュメントもにぎわいに一役買いました。注目度は抜群です。
■男の子
「リアルでかっこいい」
■富山県からの観光客
「恐竜だったり、子どもが喜ぶものがたくさんあるので楽しめる」
福井市によりますと、駅周辺での開業記念イベントには、あわせて4万5000人が集まったということです。
■福井県民
「渋谷なのかなと思った。こんなに混むことはないのでびっくりしている」
一方、想定を超える人出でトラブルも…。ハピライン福井駅では、1台しか券売機が稼働しておらず、コンコースに人があふれました。
■鯖江駅まで帰る女性
「1時間弱くらい待っています。(希望の電車には)乗れなくて、次のに乗ろうかなと。切符を買ってからじゃないと乗れなかったので。券売機が1台しかなかったので。節電と書いてあったけど、せめてもう2台あると早い(と思う)」
■滋賀県から来た人
「乗り換えは悪い。ハピラインに乗ろうとしたけど大混雑で動けない。敦賀ばっかり言われていたけど、福井駅前もこの混雑。便利になるのか…」
ハピラインふくいでは、券売機の不具合もあり、福井市や坂井市のあわせて4つの無人駅で、現金での切符購入ができず、課題を残しました。