新幹線効果大きくするため2次交通のネットワークが重要 経営者たち前に強調

福井市内で開かれた経営者フォーラムで大手商社の名誉理事は4日、新幹線効果を大きくするには、「観光地をつなぐ2次交通のネットワークを考える必要がある」と強調しました。

地域経済や県内企業の発展について考えるフォーラムには県内企業の管理職や経営者などおよそ70人が出席しました。

この中で若狭町出身で伊藤忠商事の小林栄三名誉理事の特別インタビューが行われ、小林氏は今年3月に県内開業した北陸新幹線について、経済効果を大きくするためには、広域的な発想が必要と強調し、観光地を繋げる2次交通のネットワークを充実させるべきと指摘しました。

このほかM＆A仲介大手のM＆Aキャピタルパートナーズが講演し、参加する経営者らに企業買収を事業承継のひとつに検討してほしいと語りました。