スマホで田んぼの水位監視 “スマート農業”で負担軽減 コメの品質アップへ JA越前たけふ導入支援
スマホで田んぼの水位を管理=11日午前11時、越前市高木町
厳しい暑さの中で作業を余儀なくされるコメ農家。JA越前たけふの管内では、いわゆるスマート農業の技術で農作業の負担を和らげています。
越前市内の水田に設置されているのは、田んぼに張った水の水位を監視するシステムです。手元のスマートフォンで遠く離れた水田の状態をリアルタイムに確認できることから、見回りや水管理の省力化につながります。
■コメ農家
「後継者の問題もある。装置を使いながら、水管理の時間を省力化できれば」
去年の記録的な猛暑で等級ダウンなどの影響を受けたコメ農家。JA越前たけふでは管内の農家のシステム導入を支援していて、負担軽減とともに、コメの品質アップにつなげたいとしています。