福井市でも補助金手続きミス 交付金172万円余り受け取れず 過去5年間の事業チェックで判明
福井市は昨年度に実施した2つの事業で、担当者が国などへの補助金の申請手続きを誤り、合わせて172万9000円の交付を受けられなかったことを明らかにしました。
市によりますと、障がいのある子どもの支援センター運営事業を巡っては、補助金の申請方法が変更されたにも関わらず、担当者が従来通りの方法で手続きしたため、国から交付される予定だった122万9000円を受け取れなかったということです。
また、移住者に対する支援金事業では、担当者が補助金の対象となる支払い期限を誤ったことで、県から交付される予定だった50万円を受け取れなかったということです。
不交付となった2件の補助金相当の財源については、その他の事業の見直しなどでやりくりしたということです。
ところで今回の問題は、県による補助金申請ミスを受けて、市が過去5年間の事業について、同様の問題がなかったかどうか調査を進める中で判明したものです。