◇名古屋ウィメンズマラソン2025(9日、バンテリンドームナゴヤ発着)

名古屋ウィメンズマラソンでは、佐藤早也伽選手(積水化学)が2時間20分59秒で日本人トップの全体2位でフィニッシュしました。

東京で開催される2025年世界陸上選手権代表選考の最終レース。中間地点は先頭集団が1時間10分37秒で通過し、日本人選手は、佐藤選手、加世田梨花選手(ダイハツ)、上杉真穂選手(東京メトロ)、大森菜月選手(ダイハツ)がつきます。

その後、徐々に先頭集団がしぼられ30キロを過ぎて、佐藤選手が日本人単独トップへ。日本歴代9位となる2時間20分59秒でフィニッシュ。1月の大阪国際女子で日本人トップの全体2位に入った小林香菜選手(大塚製薬)の2時間21分19秒や、3位だった鈴木優花選手(第一生命グループ)の2時間21分33秒を超えて、代表へ大きく近づく力走でした。

シェイラ･チェプキルイ選手(ケニア)が2時間20分40秒で大会制覇。ユニスチェビチー・チュンバ選手(バーレーン)が2時間21分35秒で3位と続きます。4位には2時間22分11秒で上杉選手、5位は2時間23分05秒で加世田選手と日本勢が続きました。