台風並みの強風、大荒れの県内 北陸道ではスリップ事故相次ぐ 21日も断続的に雪が降る見込み
県内は20日、北陸地方を通過した低気圧の影響で強風を伴って雨や雪が降り、小浜では3月としての観測史上最大となる最大瞬間風速27メートルを記録するなど、大荒れの1日となりました。(3月20日)
福井地方気象台によりますと、最大瞬間風速はこの他、坂井市三国で23.1メートル、敦賀で22.7メートル、福井で19.9メートルを観測するなど、各地で台風並みの強い風が吹き荒れました。奥越を除く各地に一時、暴風警報が発表されました。
北陸自動車道では、路面の積雪の影響で、同日午前10時ごろから車がスリップする事故が3件相次ぎました。下り線の武生インターチェンジ(IC)と鯖江ICの間では、スリップした車に後続の車が追突し、それぞれの運転手が軽いけがをしました。
県内は21日も冬型が続き、断続的に雪が降る見込みで、県警は冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行を呼び掛けています。