“令和の大修理”を間近に 国指定重要文化財の御影堂の修復工事現場を市民が見学 敦賀・西福寺
大がかりな修復工事が進む敦賀市の西福寺で10日、一般向けの見学会が開かれ、参加した人は普段は見られない文化財修理の現場を興味深く観察していました。
国指定の重要文化財で西福寺の本堂にあたる御影堂は、落成から200年以上が経ち、老朽化が進んでいます。
2022年度から「令和の大修理」と呼ばれる大がかりな修復工事が始まり、劣化の進んでいる場所を部分的に解体する「半解体修理」という手法で作業を進めています。
参加した人は普段は見ることが出来ない現場を、興味深く観察していました。
■参加者
「この重要文化財をこれからも引き継いで大切にしていかないといけないものだなということを実感した」
なお、御影堂と庫裏などを修復する「令和の大修理」は、2036年度に完了する予定です。